Webサイトを運営していると、被リンクされること(別ページ・サイトからリンクを受けること)も多いですよね。
本来、被リンクはSEO対策にいい効果をもたらしますが、実は被リンクしてくれた別ページ・サイトがスパムサイトだった場合、悪影響を受けて順位が下がってしまいます!
そんなことにならないように、今回はスパムサイトの見分け方を紹介します。
スパムサイトとは
スパムサイトとは、Googleからペナルティを受け、順位が現状から大幅に下がったり、検索結果に表示されなくなったりしたサイトを指します。
ペナルティの仕方には、人が1サイト1サイト見た上で判断した「手動ペナルティ」と、Googleアルゴリズムによって判断した「自動ペナルティ」があります。
つまりGoogleは、常にユーザーにとって不利益なサイトを削除しようと働いています。
スパムサイトの見分け方
では、どのようなサイトがスパムサイトだと見なされてしまうのでしょうか。
・サイト全体に大量の広告がある
・ポップアップ広告が表示され、何度も押さないと広告が消えない
・スパイウェアをインストールさせようとする
・著作権に違反して見た・聞いたコンテンツについてまとめている
・無断で、サイトコンテンツを複製・コピーしている
・検索結果とかけ離れた内容を記載している
・ブログなどのコメント欄に、大量に広告リンクが貼られている
・隠しテキストや隠しリンクがある (別記事参照)
・意味のない大量のキーワードを詰め込んでいる
この内1つでも当てはまれば、すでにGoogleのペナルティを受けたサイトの可能性があります。
そして、そんなスパムサイトサイトから被リンクを受けたあなたのサイトにも、悪影響がでているかもしれません。
被リンクされたサイトの見方
ここでは「Google Search Console」でのリンクの見方を紹介します。
1.Google Search Consoleにログイン
2.ドメインを検索
3.左のメニュー一覧にでた「リンク」をクリック(画像参照)
4.少しスクロールすると「上位のリンク元サイト」があるので、詳細をクリック(画像参照)
一覧で出たサイトが、今被リンクされているサイトの一覧になるので、一つずつ確認するとなおいいでしょう。
スパムサイトがあったときの対処法
被リンク元のサイトを確認した時にスパムサイトがあった場合は、下記を参照してSEOで低評価を受けないように対処しましょう。
1.「上位のリンク元サイト」の詳細を押したらでる画面(画像参照)の上にエクスポートというボタンがあるのでクリック(どの形式で保存するか聞かれますがオススメはExcelかGoogleのスプレッドシートです)
2. 出したデータを精査。スパムサイトのURLのみを表示
3.コピペでメモ帳にて保存(この時文字コードはUTF-8になるようにしてください)
4.「Google Search Console リンクの否認」ページへアクセス
5.「リンクの精査」ボタン左横のタブから自分のサイトURLを選択後、ボタンをクリック(画像参照)
6.次に表示された画面で、「リンクの否認」をクリック
7.ポップアップがでるので、手順3で作ったデータをアップロード
8.アップロードできたら、「送信」と「完了」ボタンを押す
上記手順を踏めば、無事Googleに「このスパムサイトは自社サイトとは関係ないのでリンクを切ってください」と連絡することができます。
ユーザーにとって価値のあるサイトを見極めよう!
いかがだったでしょうか。
あなたが一生懸命順位を上げようと思って頑張っていても、被リンクが原因で上がらなかったら最悪ですよね。
そうならないためにも、必ず自分のサイトに被リンクされているサイトは確認し、Googleに否認申請しましょう!
また、スパムサイトを精査・否認作業してくれる会社もありますので、自分でやるには難しい場合は頼ってみるのもいいでしょう。