この記事では形態素解析についての説明から、形態素解析とSEO対策の関係性について、紹介していきます。形態素解析を分析して、SEOに活用する方法も紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
形態素解析とは?
形態素解析ってなに?
形態素解析とは、文法や辞書を元に、文章を分解し、品詞ごとに区分する、解析方法です。分解し、 分ける事です。
自然語源処理のひとつになります。
検索エンジンは、サイトに書かれている文章の情報を自動で読み込み、どのような内容の文章が書かれているのか、どんなキーワードと関連性があるのか認識する為に、形態素解析を利用しています。
SEO対策をする上の知識での必須事項ではありませんが、どのように解析されているのかを知っておくと、検索エンジンについて、より理解を深めることが出来ます。
形態素解析を分析して、SEOに活用しよう!
実際に形態素解析を分析してみよう
例えば、
「新宿の△△△総合法務事務所は新宿区にあります。」
という文章を形態素解析すると、
「新宿」
「事務所」
「新宿区」
「東京都」
「法務」
「総合」
という名詞が形態素になります。
次に
「新宿区の△△△総合法務事務所」
という文章を形態素解析してみます。
この場合の形態素は「新宿」ではなく「新宿区」になります。
つまり、「新宿」というキーワードが含まれてないことになります。
この文章が、ウェブサイトのタイトルだった場合も同じです。なのでタイトルを作るときは、気にかけて作ることをおすすめします。
形態素解析を用いた、タイトルの作り方
上記の内容で、形態素解析がどのように分解されるのか、イメージできましたか?
それでは、そのイメージを踏まえて、タ イトルを作るときのポイントを紹介します。
SEO対策では、タイトルにキーワードを含めることが必須事項です。
「新宿 行政書士」というキーワードで上位表示させるなら、「新宿区の△△△総合法務事務所」というタイトルは良くないです。
「新宿区」ではなく「新宿」というキーワードを入れることが必要になります。
まとめ
検索エンジンが今後進化していけば、文章が細かく区切られることは考えなくても良いのですが、現在は検索エンジンが、どのように言葉を処理しているのか理解しておくことをおすすめします。SEO対策にもつながるのではないでしょうか?
タイトルを例に挙げて説明しましたが、その他にもdescriptionや本文、見出しでも同様に形態素解析の知識を活かすことが出来ます。活用できる場は広いので、積極的に活用していきましょう。
関連記事
筆者紹介
片山_03.png)
株式会社doubLe ソリューション事業部 SEO部門 部門長
2017年4月新卒として株式会社doubLeに入社。
WEBデザイン、リスティング広告運用、SEO内部対策と幅広い分野の業務を経験し、2019年6月SEO部門の部門長に就任。
ファイナルSEOブログの運用を担当し、「効果の出るSEO対策」を追及している。ソリューション事業部の元気印として日々奮闘中。