PC・スマホを別ページで作成している場合は要チェック!
alternateタグ(link rel=”alternate”)の正しい使い方とSEOについて話します。
今回の記事の内容はざっくり
・スマホページとPCページが分かれてるサイトは 「link rel=”alternate”」を設置することで
SEO効果を出せる。
・設置方法は
PCは
SPは
を設置する。
ということを書いていきます。
そもそも ”alternate” とは何ぞ、どうして効果が出るのかなど、詳細は以下に書いていくので、詳しく知りたい人は読んでください。
alternateタグ(link rel=”alternate”)とは?
「オルタネイト」と読みます。
意味は「代わりの」という意味です。
主にスマホとPCページが違うときに
「PCページをスマホで見やすいように代わりに別々で作ってるけど、実は同じページだよ。」とGoogleに伝えるために使います。
記述例はこんな感じで
HTMLファイルの<head>~</head>内に記載します。
alternateタグ(link rel=”alternate”)が必要なパターンは?
PCとスマホページのURLを分けてるときです。
PCサイトURL:http://examplesite.com
スマホサイトURL:http://SP.examplesite.com/
上記のようにURLが別だけど、PCのページをスマホ用に別ページで作ってる場合は、グーグルに別ページと判断されてしまうので、本来同一ページであることを伝えるために、オルタネイトを使います。
alternateタグ(link rel=”alternate”)によるSEO効果は?
SEO評価の分散とペナルティを回避できる。
ページが別々で用意されていると、グーグルは2つのページを別ページと判断して、それぞれ評価してしまいます。
そのため本来1つになる評価が分散して順位が上がりにくくなってしまいます。
また、重複コンテンツはペナルティの対象になるので、PCページとスマホページを分けていると、両者が同一であることを伝えない限り、ペナルティの対象になってしまいます。
これらを回避するために、オルタネイトをつけるとよいですね。
小ネタたとえ話
学校では清楚系女子
遊びに行くときはギャル
という女の子がいるとします。
清楚系が超タイプだったから、週末にデートに誘ったところ、待ち合わせ場所にいたのはばっちりメイクのギャル。
「え、この子誰?」
実は同一人物だけど、言われないと分からなかった。
⇒Googleも言われないと、PCページとスマホページが一緒ってわからない。。
この子実はこんな子だったんだ、、、
学校だと見た目違うけど、きっと性格もギャルだろう。
彼女候補から外そう。
⇒Googleの判断は
「見た目だけ違うだけで、中身同じってことは、
ただのコピペサイトじゃん!同じ内容はいらないからペナルティしよ。」
後半ちょっとずれてますけど、イメージはこんな感じですね。笑
alternateタグ(link rel=”alternate”)の設置方法は?
PCには
SPには
をHTMLファイルの<head>~</head>内に記載するだけです。
解釈すると、
PC
⇒このPCページがオリジナルページです。
⇒上記PCページをスマホ用に作っている同一ページがあります。
SP
⇒このページのオリジナルページはこのURLのページです。
PCに
alternateだけでなく、canonicalも記載する理由は
そもそも、オリジナル(元)ページはPCページ(https://examplesite.com)であることをGoogleに示さないと、何が「代わり」のページかがわからなくなってしまうからです。
また、SPページにはalternateは書かず、canonicalのみ記載する理由は、表示しているページがオリジナルページとどういつであることだけを示せばよいからです。
各リンクを設置するだけでよいので、対策は簡単ですね。
時々、記載方法を間違って、alternateしか入れてなかったりする方がいますので、ご注意ください!
この書き方はセットです。
筆者の感想
オルタネイトは理解したらとっても簡単ですね!
理解してなくても、設置さえ間違えなければ問題なしです笑
PCとSPページを別々で作っている場合は、
alternateを設置する必要があること、
設置するときは、
PCには
alternateとcanonical
SPには
PCページでcanonicalを設置するということだけ
この記事から伝わったらよいといいなと思います!
分からなければ、分かる人にやってもらいましょう!