『FacebookってSEO効果はあるの?』
時々、このような質問をお客様から頂くことがあります。
Facebook自体は知っていても、その効果はあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
今回はFacebookにSEO効果があるのかどうかついて、解説していきます。
FacebookそのものにSEO効果はなし
結論からいうとFacebookからの直接的なSEO効果は0です。
どれだけコンテンツがシェアされたり、人気を集めても、Googleを始めとした検索エンジンの順位に直接的な影響はありません。
その理由として「nofollow」の付与が挙げられます。
nofollowとは、クローラーにリンクを辿らないよう指示するコードであり、基本的にFacebookやTwitterなどのSNSにはこのnofollowが付与されています。
そのため、Facebook自体による直接的なSEO効果は期待できないのです。
Facebookで得られる効果は?
Facebookでは直接的なSEO効果が期待できないものの、間接的には、自社サイトに対して、一切の影響がないわけではありません。
ここからはその具体的な効果について解説します。
シェア、いいね!などによる拡散
Facebookの基本機能として「シェア」「いいね!」などがあります。
ユーザーがこの機能を使うことで、そのユーザーの知人のFacebook上に同じ投稿内容が表示されるようになります。
知人の横の繋がりを通してどんどん情報が共有されていくので、複数のユーザーの目に自社の投稿が止まります。
つまり、シェアやいいね!の数が多ければ多い程、多くの人のFacebook上に自社のコンテンツを表示されていることになります。
投稿内容によっては、自社が発信した情報を大きく多くの人に拡散できるでしょう。これが俗に言う「バズる」という現象です。
メインサイトに流入させるきっかけに
Facebookは外部サイトのURLの記載に制限がありません。
ビジネスとしての活用も推奨しているため、Facebook上で有名になった場合に備えて訪問してほしいサイトのURLを載せておくと良いでしょう。
そうすることで、Facebookのページに訪れてくれたユーザーを、自社サイトへと誘導することができ、結果的に自分のサイトのアクセス数を伸ばすことができます。
自然な外部リンクの獲得
さらに、これはあくまで間接的な効果で、実現させるのもそう簡単なことではないですが、自社サイトへの訪問者が、運営しているサイトやブログ、SNS等からリンクを貼ってくれる可能性もあります。
そうなれば、SEO施策で大きな課題となる自然な外部リンクの獲得ができるということになります。
Facebookの運用は全く無駄ではない
FacebookそのものにSEO効果はないため、「Facebookやめようかな…」と検討している人もいると思います。
しかし、Facebookの運用は、活用次第でさまざまなチャンスを得られるのがメリットです。
Web集客に力を入れているのであれば、Facebookを活用してみるのも1つの手段でしょう。
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筆者紹介
株式会社doubLe WEBマーケティング事業部 取締役
大学在学中より、インターンとしてSEO営業、コンサルティング業務に従事。
SEOの新規クライアント開拓から施策実装までを一貫してフォローする中で、数多くの競合がひしめく検索エンジンで数多くの失敗と成功を体験する。
100社様以上のクライアントのSEOを担当する中で見に付けたノウハウを元に、 今なおSEOの現場でGoogleアルゴリズムと格闘する毎日。