タグクラウドを知っていますか?
タグクラウドとは、これのことです。
ネットサーフィンしていると見たことがあるかもしれませんね!ブログのサイドカラムによく設置されています。
そもそもタグクラウドってなに?
タグクラウドって使った方がSEO効果あるの?
とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
タグクラウドとは
利用頻度の高い「タグ」を内部リンク一覧ページとしてコンテンツ化したものです。
ブログの記事などのページごとにキーワードをタグ登録すると、それが自動で反映されます。
タグ1個ごとにページが1ページ増えることになるので、何個ものタグを作ることによってサイト内に数多くのタグページを作成できます。
タグクラウドがSEOに与える影響
タグクラウドが与えるSEO効果は以下です。
メリット
タグクラウドがあると、ユーザーのページ回遊率がアップします。
タグクラウド自体が内部リンク集なので、一つのタグを押して興味のある記事へと次々に移動してくれる可能性が高いです。閲覧数が増えるので、Webページのパフォーマンス向上になります。
また、タグごとに新しいページが増えるので、URLの数が増加します。キーワードに関連するコンテンツがGoogleに認められれば、検索順位アップの可能性もあります。
デメリット
タグクラウドのデメリットは、重複コンテンツ扱いされる可能性が高い点です。
似たようなコンテンツが含まれるタグがたくさん作られると、類似ページが大量に作成されてしまう。つまり、コピーコンテンツ扱いされる。これはSEO的には大きなマイナスで、順位下げの原因にもなります。
また、重複コンテンツ以外にも懸念点があります。
タグページを量産すると、おそらくコンテンツが少ないタグページが出てくると思います。そういったタグページは内容の薄いページと認識され、さらにマイナス評価を受ける可能性があります。
もちろん、タグページをnoindexをにすれば、検索エンジンに認識させないようにし、Webサイトの評価を下げないようにできます。ですが、それではページが無駄に増えただけ。noindexタグを設置してまで作成するページなのでしょうか?
このように、タグクラウドはSEO効果として疑問が多く、実装されているサイトは減っている印象です。
結論、タグクラウドはそこまで重要ではない
本記事では、タグクラウドを推奨しません!
たしかにユーザーの回遊率は上がるかもしれませんが、SEOでマイナス評価を受けるリスクの方が大きいと感じます。タグページをnoindexしてしまったら、結局タグクラウドを設置する意味もないですし、他の内部リンク対策を行った方が良いです。
どうしてもタグクラウドを使いたい!という方は、絶対に閲覧してほしいページのみをタグとして一覧化し、ユーザーにクリックしてもらうというのが良いかもしれませんね。どちらにせよ、設置するときには目的をしっかり考えたうえでの設置を推奨します!
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