デザインがどんどん進化していく中で、サイトデザインもどんどん変わっていきます。
もしあなたのページが古臭いデザインのままだった場合、ユーザーは本当にそのページが稼働しているのかと不安に思うこともあるでしょう。
そんな時に必要なのがサイトリニューアルなのですが、SEO対策をする上で気を付けるべきサイトリニューアル時の注意点をまとめてみました。
ぜひ確認してみてください。
サイトリニューアル時に確認すべきこと
SEO対策を行う上で、サイトリニューアル時に確認すべきことを5つ紹介します。
どの項目もとても重要なので、全てクリアできているかしっかり確認してください。
1.ドメインを変更したなら必ず検索エンジンに伝えること!
サイトの評価はドメインに紐づけられているので、もしドメインを変更した場合、今まで培ってきたサイト評価は全てなくなってしまいます。
しかし、検索エンジンに「この新ドメインは旧ドメインの新しいサイトですよ」と伝えることで、以前までの評価が引き継がれるので、サイトリニューアル(ドメイン変更)によって大幅に順位が下がることを防ぐことができます。
検索エンジンには、リダイレクト設定やGoogleサーチコンソールで知らせることができるので、必ず忘れないようにしましょう。
2.URL変更は旧ページから新ページに移動できるように設定!
少なからずサイトを運営していると、どこかのサイトに飛び先が設置されたり、最近だとSNSでURLが拡散されたりするのは当たり前だと思います。
それは、被リンクの効果を持っており、SEO対策の有効な手段の一つです。
しかし、該当ページのURLが変わってしまったら、その効果も切れますし、せっかく見ようとしたユーザーも見れなくなってしまいます。
そんな時に大事なのが、旧ページから新ページに飛ばすリダイレクト設定です。全ての旧ページを該当する新ページにリダイレクト設定を行うことは骨の折れることだと思いますが、必ず行うようにしましょう。
3.リニューアル後はクローラーが新ページをアクセスできるように!
サイトリニューアル時、ページを作っている最中にクローラーにアクセスされて、中途半端な状態を評価されることは困りますよね。
そのため、通常なら、クローラーが巡回しないように設定が行われています。
そして、全てのページが作り終わり、完成!というタイミングでクローラーに見てもらうためにその設定をオフにします。
しかし、その設定をオンにしたまま納品してしまう制作会社もいます。
人間なのでミスはつきものですが、もしオンのままだったら順位がつくどころか検索結果にもでなくなってしまうのでたまったものじゃないですよね。
巡回させない設定はいくつかありますが、ソースコードを見て「noindex」という表記がないか、ドメインに「/robots.txt」と記載してでてきた内容で確認することができます。
それ以外にも設定方法はあるので、調べてみて、もし設定がオンのままだったら早急にオフにしましょう。
4.ページの読み込み速度はできるだけ早くする!
ページがなかなか表示されないサイトってイライラしますよね?
読み込みが遅くなる原因は色々あるのですが、サイトリニューアルはその問題を解消するのに持ってこいのタイミングです。
特に今は、モバイルファーストインデックスと言って、スマホで見るページが優先的に評価されています。そして、スマホはPCページより読み込み速度が遅い傾向にあります。そのため、スマホページで読み込み速度を早くするためには小手先のものではなく、サイトリニューアルなどの大きな変更の時と同時に行うべきです。
画像を圧縮してもらう、CSSを短縮して記載してもらうなど、制作会社に頼めることは頼んでしまいましょう。
5.ユーザーにとって使いやすいサイトにする!
すごく抽象的な表現で申し訳ないのですが、Googleは常々「ユーザーにとって最良のサイトが順位を上げることができる」と言っています。
リニューアルされたそのサイトは本当にユーザーにとって使いやすい・わかりやすいものか今一度考えてみるのもいいかもしれません。
特に、コンテンツの量を少なくしてしまうのが良くある失敗なので、気を付けたいところです。
また、旧サイトよりどこが良いかと比較分析することも、今後のサイトリニューアルに多いに役立つと思います。
5つの確認すべきことでSEO対策をより有利に
いかがでしたか。
1~3番目はやって当たり前のことですが、4~5番は行うことによって、よりSEO対策が有利になります。
サイトリニューアルの際は、ぜひ上記5つのことに気を付けて下さいね!