2018年3月27日にGoogleからモバイルファーストインデックスが開始して早2年。
基本的にPCとスマホの検索順位は変わらないと言われていますが、実はそれ、違うかもしれません。
今回は、投稿している記事の順位がPCとスマホで異なっていることに着目しました。なぜ異なるかの理由として、「文字数の多さ」が関係しているのではないかと仮説を立ててご紹介します!
PCとスマホで順位差がある記事は「文字数の多さ」が関係あるかも…
今回、PCとスマホで順位に大きな差があった記事は以下の記事です。
検索KW:SEO URL 影響
URL:URLはSEOに影響する?検索順位との関係
スマホでは何度再検索をしても順位が9位程度(1ページ以内)なのに対し、PCでは検索するごとに順位が異なっていました。1ページ以内になることもあれば、記事自体が検索結果に表示されず、記事一覧のページがやっと8ページ目に表示されるということも多かったです。
また、文字数の差は以下になります。
通常記事:2,000文字程度
該当記事:3,739文字
他の記事との違いは文字数の多さ
ここからは、なぜ「文字数の多さ」が関連していると思ったのかの理由をいくつか紹介したいと思います。
直帰率に違いがあるからではないか
PCで情報収集をするとき、スクロールバーを見て記事が長かったとき見るのをやめたりしたことないですか?
私はあります。仕事に追われてただでさえ時間がないのに、その膨大な量の文字から必要な情報を見つけるのが面倒くさいからです。
そして、1ページだけみて別のサイトに行く行動を「直帰率」というのですが、その数値が他の記事とは異なるのではないかということで理由に上げさせてもらいました。
間違えないでほしいのは、直帰率がSEOに影響することはありません。これはGoogleのほうからも見解として出されているので確かでしょう。
しかし、ユーザーの行動自体はSEOの順位に影響を及ぼすので、悩ましいことではありますが、絶対に関係ないとは言えないでしょう。
滞在時間が異なるからではないか
スマホとPCを操作している時、圧倒的にスマホを操作しているほうが時間に余裕があること、ありませんか?スキマ時間は、スマホで情報収集を行っている人も多いと思います。
時間に余裕があると、そのページに滞在する滞在時間も長くなっていくというは必然だと思います。そして、そのスマホとPCでの「滞在時間」が他の記事と異なるのではないかと思い、理由に上げさせてもらいました。
しかし、「直帰率」同様「滞在時間」もSEOに影響することはないとGoogleが発表しています。しかし、「直帰率」も「滞在時間」も、順位に影響を与える要素になる可能性があります。また、ユーザーが3700文字を読むにあたりページにいた滞在時間は、「ユーザーにとって有益な情報だから長い時間をかけて見た」とGoogleに思ってもらえるでしょう。
PCにもスマホにもいい記事にするなら、文字数は少なめで
アナリティクスのデータが確認できず、具体的な数字を何も提示できなかった考察になりましたが、実際このような現象があったことは事実です。
この記事を参考に記事の文字数を決めるのも一つのSEO対策の一つだと思うので、参考にしていただければ幸いです。