みなさんはURL正規化についてどのくらい知っていますか?
せっかくサイトを作っても検索順位がつかない、もしくは検索順位が異常に低いといった経験があるのではないでしょうか?
それはURL正規化がしっかりとされていないことでgoogleから正当な評価を受けられていないかもしれません。
そうならないようにURL正規化をきちんと行って、正当な評価を受けられるようにしましょう。
URL正規化について
URL正規化とは?
URL正規化とはwwwのあり・なしや、index.htmlのあり・なしなど、アクセス可能なURLを一つのURLにまとめ、評価を統一することを指します。
URL正規化していないとどうなるの?
ここではURL正規化をしていないことで生じるデメリットを二つご紹介します。
1. 本来一つのページが受けるべき評価が、二つ以上のページに分散される。
仮にURL正規化をしていないとクローラーが「複数のページで同じコンテンツが書かれているもの」と判断し、本来一つのページが受けるべき評価が、二つ以上のページに分散してしまい、検索順位がつかない可能性があります。
2. サイト全体の評価が下がる可能性がある
サイト内に重複するコンテンツがあると認識された場合、コピーコンテンツとみなされ、サイト全体の評価が下がる恐れがあります。
URL正規化の方法
上記のようなマイナス評価を受けないようにするためにここではURL正規化の方法を二つご紹介致します。
1. 301リダイレクト設定を行う
301リダイレクトとは、ページを永久転送する処理を指します。
この301リダイレクト設定を行うことで、二つ存在する不必要なページから必要なページへ転送させることができます。これにより、googleにインデックスされるページを一つにすることができます。
2. canonicalタグを設定する
Canonicalタグは、ページ内容が似ている又は重複しているURLが複数存在する場合に、検索エンジンからのページ評価が分散されないように、正規のURLがどれなのか検索エンジンに示すために用いる記述です。
例)http://example.jp
http://www.example.jp
上記のようなサイトがあった場合、wwwありからなしに正規化する方法
http://www.exampe.jpサイト内の<head>タグ内に下記の記述を追加する。
<link rel=”canonical” href=”http:example.com”>
※検索エンジンにできるだけ早く読み込まれるように<head>タグ内の上部に
配置するのが望ましい。
また、canonicalを設定したい方は、下記の記事でさらに詳しく紹介しているので、
是非参考にしてみてください。
【URL正規化で損をしないように!!】
いかがだったでしょうか?
URL正規化を行っていないとせっかく作ったサイトが正当な評価を受けず、検索順位が上がらない、もしくはペナルティを受けてしまい、検索順位がつかないといったことにもなりかねません。
きちんとURL正規化を行い、googleから正当な評価を受けて上位表示を目指しましょう!
筆者紹介
片山_03.png)
株式会社doubLe ソリューション事業部 SEO部門 部門長
2017年4月新卒として株式会社doubLeに入社。
WEBデザイン、リスティング広告運用、SEO内部対策と幅広い分野の業務を経験し、2019年6月SEO部門の部門長に就任。
ファイナルSEOブログの運用を担当し、「効果の出るSEO対策」を追及している。ソリューション事業部の元気印として日々奮闘中。