ナレッジグラフとは?掲載方法とSEOとの関連性を解説

ナレッジグラフとは?掲載方法とSEOとの関連性を解説

ナレッジグラフとはGoogleが開発した検索システムのことで、検索結果ページにさまざまな情報がまとめて表示されることが特徴です。

ご自身が運営するウェブサイトの情報が掲載されればSEOに有効ですが、そのためには構造化データをマークアップする技術なども必要となります。

そこで今回は、情報掲載のための施策や、SEOとの関連性について確認していきましょう。

ナレッジグラフとは?

まずは、ナレッジグラフについての詳細や表示例、強調スニペットとの違いについて解説いたします。

ナレッジグラフの概要について

ナレッジグラフとは、Google社が2012年に開発した検索システムのことです。検索した人がキーワードに基づいた情報を簡単に探せるように、テキストだけでなく、画像や動画なども含めた検索結果を表示することが特徴です。

ナレッジグラフが開発されるまでは、検索結果で表示されるのはテキストのみでしたが、検索キーワードに関わる属性を認識することで、場所・人物・作品などの情報を表示させられるようになりました。

ユーザーは検索結果を見るだけで、さまざまな情報を得られるようになるため、検索性を高めるために大きな役割を果たすシステムです。

ナレッジグラフの具体例

表示される内容は検索キーワードの種類によって異なります。

例えば、商品名や企業名などの固有名詞を検索すると、検索結果の右横に商品や企業についての情報が現れます。Wikipediaからの引用文とともに、商品であれば販売を開始した年・製造元・原産国など、企業であれば株価・電話番号・所在地などが表示例です。右横に表示される情報は「ナレッジグラフ」と呼ばれます。

ナレッジグラフ

さらに、観光スポットなどの場所を検索すると、Wikipediaの情報や所在地に加えて、営業時間・イベントの予定・レビュー内容・時間ごとの訪問者数などが見られます。チケットの購入が必要な場所であれば、チケットを購入するためのボタンも現れます。

ナレッジグラフ-東京タワー

最後に、乗換案内が表示されるナレッジグラフの例です。「新宿から東京駅」などのように検索をすると、検索結果の最上部には乗換案内が表示されます。今すぐに出発した場合の乗換時間・所要時間・路線名・運賃などが一括で表示されるため、ユーザーは検索結果を見るだけで移動可能です。

 ナレッジグラフ-新宿から東京駅

ナレッジグラフと強調スニペットの違いとは?

ナレッジグラフと強調スニペットの違いは、提供される情報の内容と提供元にあります。

ナレッジグラフはGoogleの検索アルゴリズムに基づきまとめられており、検索キーワードの属性に対する情報を、検索結果ページに直接表示させる形式です。

しかし、強調スニペットは「◯◯◯とは」という質問形式で検索したときの回答であり、ウェブ上にあるサイトから情報を抜粋して提供している点が違いとなります。

ナレッジグラフ掲載のための施策とは?

自分が運営するウェブサイトの情報を、ナレッジグラフに掲載するための施策を2つご紹介します。

Googleマイビジネスへの登録

まずはGoogleマイビジネスに登録しましょう。GoogleのシステムはGoogleマイビジネスに記録されている情報を収集して、ナレッジグラフを表示させているからです。

Googleマイビジネスに登録すればGoogleマップにも表示されますし、ナレッジグラフへの掲載確率も高まります。社名や住所、電話番号などの基本的な情報のほか、写真やキャンペーン情報も掲載すると良いでしょう。

Googleマイビジネス

https://www.google.co.jp/business/

構造化データをマークアップ

次に構造化データをマークアップしてください。構造化データのマークアップとは、ウェブサイトの掲載内容を、検索エンジンのロボットに理解されやすくするSEOの技術のことです。

ウェブサイトにどれだけ有益な情報が掲載されていたとしても、検索エンジンに理解されなければ掲載されることは難しいでしょう。構造化データを利用することで、検索エンジンに伝わりやすくなります。

構造化データのマークアップは、Google Search Consoleのデータハイライターでも行えますが、コーディングができる方であれば、HTMLに直接追加した方が細かな施策が行えます。

構造化データマークアップについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ナレッジグラフの掲載内容変更方法は?

掲載されている内容を変更するためには、状況に応じて2つの方法があります。

ナレッジグラフの情報に対して権利を持っている場合

ご自身が掲載情報の権利者である場合、Googleに内容の変更を申請することができます。まずはGoogleから権利者として認証を受けましょう。

Googleにログインしたら、「データとカスタマイズ」「アクティビティ管理」の順に選択し、「ウェブとアプリのアクティビティ」という項目をオンにしてください。そして、Google Search Consoleにご自身のウェブサイトを登録すれば準備完了です。

次に内容変更の申請を行いましょう。内容を変更したいナレッジパネルを表示させて、情報の修正を申請します。情報が表示されているスペースの上の方に「情報の修正を提案」という文字が表示されるのでクリックし、内容と変更する必要性を入力したら送信してください。ただし確実に掲載内容が変更されるわけではありません。

ナレッジグラフの情報に対して権利を持っていない場合

表示されている内容に対して権利を持っていない場合は、フィードバックとしてGoogleに掲載内容の変更を提案します。ナレッジパネルの下のほうにある「フィードバック」というリンクをクリックしたら、次に変更したい情報をクリックして送信してください。

ナレッジグラフとSEOの関連性

ナレッジグラフは、2つの理由でSEOと深く関連性を持っています。

・検索結果ページに情報を表示させられれば外部SEOやローカルSEOとして有効

・「Google Knowledge Graph Search API」を活用すれば、Googleからの評価を高められる可能性がある

「Google Knowledge Graph Search API」で返される情報は、Googleがナレッジグラフの情報として把握している情報ということになります。つまり、返ってくる情報以上に価値ある情報をウェブサイトで公開することで、Googleから「有益なサイトである」と判断される可能性があるのです。

APIで取得可能なエンティティは100万以上とされているので、Googleが把握している情報以上に価値ある情報を提供していくことは難しくないでしょう。ナレッジグラフは、ユーザーの関心をひけることと、Googleからの評価に影響を与える可能性がることから、SEOと深い関連性を持っています。

ナレッジグラフの活用は外部SEOとGoogle評価に有効

ナレッジグラフを上手に活用すれば、外部SEOに有効であり、Googleからの評価を高められる可能性もあります。

運営しているウェブサイトの情報が表示されるということは、ユーザーの関心を惹くことができて外部SEOに有効です。さらにAPIを活用すれば、Googleからの評価を高められる場合もあるでしょう。

情報が掲載されるためには、Googleマイビジネスへの登録をして構造化データを利用しながら、ユーザーにとって有益なコンテンツを作っていくことが重要です。

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