今回の記事はざっくり
「直帰率」って何ぞ?
どうやって調べたらよいのか?
直帰率の対策例
についてまとめています。
直帰率について詳しく対策方法などが知りたい方は以下の詳細を読んでください。
直帰率とは?
サイトに訪れたセッションのうち、すぐにサイトから離れた(直帰した)セッションの割合を表すものです。
「直帰」=サイト内で訪問した1ページのみを見て、サイトから出てしまったユーザーの行動を指します。
例)10人訪問ユーザーのうち、3人が直帰した場合の直帰率
3(直帰したユーザー数)
——————- = 30%(直帰率)
10(サイトの訪問人数)
この直帰率がわかることで、
ページの利便性や、ユーザーに必要なコンテンツがそろっているサイトなのかを知ることができます。
ウェブプロモーションをするのであれば、サイトの改善にとても役立つ数値になります。
離脱率との違いは何?
直帰率とよく混同しがちなのが「離脱率」と呼ばれるものです。
「離脱」=ユーザーがサイトから離れてしまう行動のこと。
具体的には、ブラウザを閉じたり、別のサイトへ移動するなどが上げられます。
これだけだと、直帰と何が違うの?と思いますが、
「離脱」と「直帰」の違いは、サイトを離れたユーザーが見たページが「1ページだけ」かどうかです。
図にしてみるとこんな感じです。
離脱率はAのページを見たセッションのうち、Aのページを最後に離脱してしまったセッションの割合を指します。
直帰率はどうやって調べるの?
直帰率の定義についてわかったところで、実際に自分のサイトの直帰率はどれくらいあるのかを調べてみましょう。
Googleアナリティクスでデータを確認する。
直帰率はアナリティクスから、簡単に調べることができます。
アナリティクスの画面に入り左のメニューから
ユーザー > 概要
を見てみましょう。
赤枠のところに、直帰率が出ています。
また、各ページごとの直帰率を調べる場合は
行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ
を開きます。
こちらも赤枠のところにページごとの直帰率が記載されています。
直帰率に目安はない
直帰率は一般に40%という風に言われているようですが、
厳密な目安はありません。
ですので、直帰率の利用する場合は、サイトのページを変更した前後で
良くなっているか、悪くなっているかを確認し、サイトの改善に利用しましょう。
直帰率が高い場合の対策例?
直帰率が高くなる原因には
・コンテンツがニーズにマッチしていない
・サイトの導線がわかりにくい
などがあげられます。
コンテンツがニーズにマッチしていない場合
サイトに流入しているユーザーが多く検索しているキーワードを調べてみましょう。
コンテンツがニーズにマッチしていない場合はキーワード設定が適切ではない場合があります。
また、キーワードがマッチしていても、必要な情報が得られなかったり、
コンテンツ内容が薄い場合でも離脱に影響します。
このように、適切なキーワード設定と、コンテンツ内容の見直しで、
離脱率を改善することができます。
サイトの導線がわかりにくい
例えば記事ページの終わりに関連するコンテンツのリンクがなかったとします。
するとユーザーが次に進みたいと思うページがわからず、離脱してしまう可能性が高まります。
同様の例で、パンくずなども挙げられます。
ユーザーがサイトをクロールしやすい環境を整えることで
離脱率の対策をすることができます。
筆者の感想
直帰率は言葉からなんとなく理解して使用してしまいがちですが、
きちんと理解すると、SEO対策にとっても役立ちますね!
アナリティクスも使いこなして、どんどんサイトをバージョンアップしていきましょう!